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α7R IIIは星を喰うのか? その1 [A7RIII]

先日、蒼月城さまの天体写真の画像処理のポイント(その3)- ISO Invarianceを読み、αではどうなんだろう?と思って、マネて実験をしていたのですが、その中で所謂「星喰い」みたいな現象が認められました。
そこで、先にそちらを調べてみることにしました。

*注:適当な実験なので、この結果を参考にして戴くのは構いませんが、保証するものではありませんのであしからず。(言い逃れ)

まず、ネットで見受けられる、露出時間の影響(4秒以上で微光星が消える?)をみてみました。
ISO6400固定で、F値と部屋の明るさを変えて同じくらいの光量にし、さらにPixInsightのオートストレッチで揃えています。
(ISOを6400にしたのは、感度不変性調査でノイズリダクションが働いていそうだったので、その影響を加味するため)
ここでちょっと失敗が2点…
・F値を絞りすぎたため、2.5秒と4秒は若干ボケてしまった
・30秒と180秒は部屋の明るさで光量を調整したら、色合いが変わってしまった
ま、大勢に影響は無いかと思いますが…

実際に星を撮れば良いのですが、けっこう面倒なのと、そもそもサッパリ晴れないので、コチラを撮影サンプルに使用しました。名作ですね〜
20180901-001144.jpg
表紙が微光星がいっぱいなので、ちょうど良いかな、と。
しかし、実際に撮って等倍に拡大してみると、目では分からない星像より小さい微少な白点がいっぱいあり、これを判断材料とすることにしました。
(さすが、超高解像度カメラ!笑)

で、結果。
露出1/4秒
4.jpg

露出2.5秒
SS 2.5.jpg

例の露出4秒
SS 4.jpg

ちょっと跳んで露出30秒
SS 30.jpg

大きく跳んで露出180秒
SS 180.jpg
*180秒はバルブ撮影。さらに、PixInsightでRAWファイルが読めなかったので、LightroomでTIFF変換したものを使用

どうでしょう、消えるはずの4秒以上でも微小白点は残ってますね。
ということは、単純な露出時間の問題では無さそうです。
さらに、バルブ撮影は12bit圧縮されるから影響が出るという話もありますが、180秒の画像でも残っています。

ということは??

続く

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