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α7R IIIは星を喰うのか? その2 [A7RIII]

続き。

前回の結果では、露出時間は関係なさそうでした。
そこで、次に光量との関係をみてみました。
前回と同じくISO6400とし、露出を30秒に固定、F値を変えて光量を変化させました。
そしてこれまた前回同様、PixInsightのオートストレッチで明るさを揃えています。

F8
SS F8.jpg

F11 特に変化無し
SS F11.jpg

F16 ノイズが増えてきましたが、まだ大きな変化は無し
SS F16.jpg

F18 微小白点はまだ見えますが、ノイズリダクションが掛かっているのか、不明瞭になってきました
SS F18.jpg

F20 かなり不明瞭になり、見えなくなる微小白点もあり
SS F20.jpg

F22 微小白点はあらかた潰れてしまいました
SS F22.jpg

ちなみに、F22でも光量を増やすと潰されません(絞りすぎの影響だけでは無い)
SS F22a.jpg

つまり、光量が少ないとノイズリダクションが強く掛かって、微小点が潰れてしまうってことでしょうか?
これらの結果を見ると、単純に微小な点をノイズとして消してるわけでも無いように思われます。
「星喰い」というのは、このノイズリダクションの掛け方が強すぎるということかもしれません。

この推測が正しいとすると、このカメラで星を撮るときは、十分に露光が必要ってことですね。
逆に、バルブでのビット数低下を恐れて30秒縛りで撮るのは、光量不足で良くないかも?

しかし、他のメーカーのカメラは、同じような処理をしていないんでしょうか?
実は、微光星までいっぱい写ってるって思ってるのは、ノイズだったりして??(笑

*その1の初めにも書きましたが、全てのパターンについて調べたワケじゃ無いですし、あまり定量的じゃない評価ですので、そのあたりご勘案くださいませ。(笑

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