M89&90 3たび

・2022年：フィルタ無しで撮った後、M90周りのHαを狙うも、途中終了
・2023年：NBZでしつこく撮ったけど、結局目的のモノは写らず
で、ことしはHαは諦めて、フィルタ無しを撮り増ししてみました。

RASA8＆FSQ106ED + ASI2600MC-PRO、-10℃、5分/枚ｘ1332枚


あまり何も考えずに撮ってたら、あらびっくりの110時間！
M90のHαは残念でしたが、M89のハロ？シェル？は結構写ったかなと。
空の良いところなら、こんなに露出しなくても良いんでしょうけどね〜（笑

天文ガイド4月号に載せていただきました・・・が（苦笑

えーーっと、上下逆かな？


いろいろあるねぇ。（笑

SNR G150.3+4.5はキビシかった

先月号の天ガに載っていたぴんたんさんのM31の評に書かれていたOIIIアークを検索していて、AstroBinに強烈な作品を多数投稿している人たち（グループ？）を発見。
露出時間100時間超えがザラなんて、とても真似できないですが、その中にあったのがG150.3+4.5の青いフィラメントとそら豆みたいな部分。
これならちょっと頑張れば写せるかも？と期待したのですが...

FSQ-106ED＆RD＋ASI2600MC-PRO＋IDAS NBZ、5分X500枚


いやいや、全然写りませんよ、コレ。
安易にノイズリダクションかけたら消えてしまいます。（苦笑
あまりにキビシイのでNoiseXTerminatorを試したところ、何とかなりそうだったので、ポチッと。
（相変わらず、円安は辛いなぁ）
それでも、無茶苦茶無理をしてこの程度。そら豆みたいな部分はダメでしたね...

というか、なんでこの程度の露出時間でこんなに写るの？？

Sh2-221

お気に入りの星雲の1つですが、何度撮ってもイマイチ。
3度目？でやっとまぁ良いかな？と思えるものが出来ましたよ。

FSQ106ED+RD + ASI2600MC-PRO + NBZ 5分x342枚 &フィルタ無し 3分x141枚


フィルタ無しで撮ってみたら、結構モクモクがあるのね。
もうちょっとナチュラルにしたかったのですが、結局派手めに...（笑

写らない写らない全然写らない

いやー、全然晴れません。
見事に新月期が潰されましたねぇ。

2月から去年の続きでM90周りのHII領域を撮ってました。
3月半ばから全然晴れないので、それまで撮ったものに去年RASA8で撮った分を加えて処理してみたのですが...


RASA8で撮ったRGB画像にNBZフィルタを使った分からRチャンネルを合成

全然ダメ...
NBZ分で60時間くらいですが、M90周りのHαはほとんど写ってません。
参考にしたサイトと見比べると、銀河系内（と思われる）の淡い星雲はそれなりに写ってるようなのに、それよりよっぽど濃いM90周りが写らないのは何故？
CFHTの観測データとNBZの特性図からしても、写らないはずは無い？？
うーん、よく分からんなぁ
とりあえず、今年はもう止めかな...

BXTでクラゲ星雲

新月期で、まあまあ良い天気が続いてますが、コレといって撮りたいものは無し。
（いや、あるのですが、なかなか難しくてね）
でもさすがに勿体ないなぁと思って、じゃぁIC433でも撮ってみようかなと始めたら、いつの間にやら12時間分も。（笑
さらに、このフィラメント構造は今流行りのBlurXTerminatorを使ってみたら面白いかも？と思い、トライアル版をダウンロードして適用してみました。

FSQ-106ED + ASI2600MC-PRO + IDAS NBZ 5分x148枚


クラゲをアップにしてみると...


ひゃー、確かにBXTは凄いですね〜！
ボタン押すだけでコレだもん。（その後強調処理とかはしてますが）
ええ、買っちゃいましたよ。うん。買いますよねぇ、これじゃ。
StarNetやらBXTやら、どんどん凄いツールが出てくるなぁ。

Sh2-232

年明けから良い天気が続いてましたが、満月期ということもあり惰眠をむさぼっていたら、はや月半ばじゃないですか…

ASIAirの練習を兼ねて撮ったものの1つを。

FSQ-106ED + ASI2600MC-PRO + IDAS NBZ 5分x170枚 & フィルターなし 3分x140枚


ずっと以前にAOO合成で撮った時は、星雲はただの赤い塊だし星は色が無いしでイマイチでしたが、今回はフィルターなしを重ねたので、大分マシになりました。
やっぱり星に色があるだけで、かなり印象が変わりますねぇ。
にしても、面白い形の星雲だこと！

ぎょしゃ座の超新星残骸 G181.1+9.5

淡い！淡すぎる！！
CTA1もキビシイなぁと思いましたが、そんなもんじゃないですよ。
かなり無理があったかなぁ...

FSQ-106ED + 645RD + EOS R(HKIR) + IDAS NBZ 5分x422枚


（撮影はASIAIR導入前）

天文ガイド1月号に載りました〜

先々月はボツ、先月はお休みだったので、3ヶ月ぶりに載せていただけました。
「苦労がしのばれます」というコメントに、思わず苦笑。（笑


これで今年の成果（発売月基準）は、5枚掲載2枚ボツ5回休み。
大分休みが増えましたが、7枚中5枚載ったから、上々の出来でしょう。
来年もこれくらいの応募ペースか、もっと減るかも？？

ハート・胎児・お隣さん

C9.25でチマチマ撮っていた対象は、結局今年は断念。
やはりF10＋カラーカメラ＋ナローバンドでラッキーイメージングじゃ、淡いモノはノイズと変わらないレベルにしかならないので、無理がありました。

で、今度はFSQで淡いヤツを撮ってますが、これまた写らないこと...（苦笑
それが木立から出てくるのが22時過ぎなので、それまでの時間でハート星雲辺りを撮って繋げてみました。



何となく思いつきで撮ったこともあって、左のコマの構図がイマイチでしたな...